健康になりたい人のためのケイ素ガイド

カルシウム

ケイ素は、カルシウムよりも骨を強くし、カルシウムを効率よく摂取するのを促進させる働きがあります。

カルシウムよりも骨を強くするケイ素

骨を頑丈にするミネラルと言えばカルシウムが真っ先に浮かんでくるのではないでしょうか。

しかし最近の研究によれば、ケイ素がカルシウム以上に骨を丈夫にする可能性が高いことがわかってきました。

アメリカの代表的な疫学研究に「フラミンガム研究」と呼ばれるものがあります。

これは1940年代からスタートした、同一地域に住む人を対象にした追跡調査研究です。

さらに、このフラミンガム研究に参加した人の子孫を対象とした「フラミンガム子孫研究」も1970年代からスタート。

ケイ素摂取量と骨密度に密接な関係が判明したのはこの子孫研究のデータから。

食事によるケイ素の摂取量の差が骨密度に及ぼす影響はカルシウムよりも大きいことがわかったのです。

体内でのケイ素の動き

カルシウムの吸収を促進させるビタミンDの働きをサポートするケイ素。

ケイ素にはカルシウムを運搬しする働きがあり、骨のミネラルの形成を促進させていきます。

頑丈で強いな骨を作るにはカルシウムが必要ですが、そのカルシウムを体の中に効率良く吸収させるためにはケイ素の働きが必要というわけです。

そもそも骨はカルシウムばかりでなく、ケイ素、マグネシウム、マンガン、銅といったミネラルで構成されています。

骨の形成は、カルシウムやケイ素などのミネラルが70%、水分が10%、コラーゲン20%という割合。

さらにケイ素はグルコサミンの合成を助ける作用によって骨と歯を丈夫にし、加えて軟骨の組織や皮膚のコラーゲンの生成にも必要不可欠なミネラルです。

ケイ素がいかに大事かはデータでも証明済みで、成長期の子供やカルシウム欠乏の人にカルシウムだけを与えてもほとんど有効に作用しないことが最近の研究で明らかにされました。

このことは、ケイ素が骨にいかに多く、成長期や骨折治療中の骨に特に高濃度に存在するということの証明でもあります。

ここでもまた骨密度を増やすのはカルシウムよりもむしろケイ素ということが判明したことになります。